検査
口腔内スキャナー(iTero element)
歯に光を当てながら正確な歯型を取る3Dスキャニング機器です。従来の歯型取りは粘土のような材料で行い患者さまの負担もありましたが、光を当ててスキャンするだけなので負担も軽減され、より細かに歯の形態を再現できます。
X線撮影関係
歯科用CT (Kavo 3D exam+ )
矯正治療では、歯と顎の骨の位置関係や根っこの位置は重要ですが、従来のレントゲンは2次元の平面で重なった画像になり曖昧な部分がありました。歯科用CTの三次元立体画像により、より高度な診断を行うことができます。医療の放射線被ばくに注目度が高い海外でも評価されている機種です。
X線撮影装置(Hyper-X CM)
フィルムを必要としないデジタルレントゲンです。撮影後すぐに画像を見ることができます。従来のレントゲンに比べて3分の1程度の低被ばく量です。
デンタルX線撮影装置(MX-60N)
歯1本1本をより詳細に撮影することが可能なレントゲンです。現像フィルムはデジタル化されており撮影後すぐに画像を見ることができます。
デンタル用スキャナ(Scan-xデュオ)
撮影したレントゲンフィルムの画像をスキャンし自動現像する器械です。
下顎運動測定関係
下顎運動測定器(Zebris)
下あごの動きを調べる器械です。CADIAXよりも患者さまに装着する器具が軽く、検査時間が短いのも特徴です。
下顎運動計測器(CADIAX diagnortic)
下あごの動きを調べる器械の後発機です。以前の器械よりも患者さまに装着する器具がシンプルになり検査時の患者さまの負担が少なくなりました。
下顎運動計測器(CADIAX compact)
下あごの動きを調べる器械の先発機です。あごの動きに問題がないか、矯正治療であごの関節をどの位置に動かすのが理想的か等を検討するのに用います。
筋力測定関係
筋電計(NearopackS1)
噛む時に使う筋肉の疾患を調べる器械です。心臓の筋電図を調べる時のように、筋肉に電極を貼り付け検査します。外科手術を併用して矯正治療を行う方が対象の検査です。
舌圧測定器(JMS)
舌圧計に接続したバルーンを、舌を上あごに持ちあげる力で押しつぶし、その力を測定する器械です。舌の力が弱い方は、矯正治療にも影響するので適切なトレーニングをお伝えしています。
咬合力測定器
(オクルーザルフォースメーター)
噛む力を測定する器械です。左右それぞれの奥歯の噛む力を測定し、最大力や左右のバランスをみます。噛む力が弱い方・左右のバランスが悪い方には、適切なトレーニングをお伝えしています。
口唇力測定器(リップデカム)
唇の閉じる力を測定する器械です。30秒間測定し、最大値と最終値をみます。
唇を閉じる力があるか、持続力があるかをみます。閉じる力や持続力の弱い方には、適切なトレーニングをお伝えしています。
むし歯・歯周病関係
唾液検査(SMT)
少量の水を10秒間ゆすぐだけで、むしば菌・酸性度・緩衝能・白血球・タンパク質・アンモニアの測定をします。これにより、個人にあったセルフケアを提案します。
歯周病原菌検出用試薬(バナペリオ)
患者さまの口の中に棲んでいる歯周病の原因菌の有無を調べます。検査結果に応じて歯周病専門医等を紹介し適切に対応します。
定温器(カルチメイトⅢ)
患者さまの口の中に棲んでいるむし歯のバイキンを培養する保温庫です。培養した菌を調べむし歯のなりやすさを判定します。
むし歯診断装置(DIAGNODENT)
器械から出るレーザーを歯に当て初期むし歯の発見・むしばの有無、進行状況をチェックする器械です。
今すぐ治療が必要なむし歯なのか、経過をみていくのか適切なむし歯なのかの判断材料にします。
歯髄診断器(Pulppen)
矯正治療で、歯を動かす際に、神経が生きている歯か失活している歯を見極めるときに弱い電流を歯に流して歯の神経の活動を診断する器械です。
拡大鏡(ガレリアンルーペ)
LEDのライトが付いた拡大鏡です。歯の細部を見る際に使用します。
その他
一眼レフカメラ (ニコンD90)
お口の中やお顔の写真を撮ります。
歯科用カメラ(アイスペシャル C-Ⅲ)
お口の中やお顔の写真を撮ります。
印象連和器(スーパーらくねる)
歯型取りに使用する粘土(印象材)をつくる器械です。手作業で混ぜるよりも粉と水を真空状態で均一に混ぜることができるため、より精度の高い歯型を作ることができます。