おぎの矯正歯科の目指すもの

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歯並び・咬み合わせを治す目的の一つが「よく噛める」環境をつくることです。 よく噛めることにより、消化を助け、より多くの栄養素を体に摂取できるよう にすることが大事です。

また、噛むことと脳の成長とは関連があることが分かっています。 子どもの時期にしっかりした身体と脳の土台をつくることがもっとも求められることでは ないでしょうか。

しかし、近年、噛む機能が備わっていない子どもさんがとても多く見受けられます。 折角食べたものが実にならないことになります。 消化しやすいお米などの炭水化物は、体に吸収されますが、肝心なミネラルやビタミンは 身体に吸収されずに体外に排泄されます。 口の機能は、運動の機能と同じで学習によってしか獲得できません。 機能がない子どもさんは、放置しておくと機能がないまま育ってしまいます。 口の機能は、自然に獲得できるものではありません。

発育期にある子どもさんにとってもっとも重要なのはきれいに並んだ歯ではありません。 より噛める機能を備えることです。 そのためには、しっかりと機能を検査し、各々に無理のないトレーニングを指導し、確実に 機能が回復したかを調べる評価が必要です。 また、発育を妨げている悪い癖に対する指導も重要になります。 おぎの矯正歯科では、顎の発育・口腔機能の発達を検査・プログラムにより子どもたちに正しい機能を獲得する指導を行っています。

正しい機能を学習した上で、正しい歯並びと咬み合わせをつくるための矯正治療が重要になります。

次に矯正治療を行うにあたってもっとも難しいのが、矯正を開始する時期の選択です。 時期の選択を間違うと、しっかりと治らないばかりか、何度となく矯正が必要になり 期間がとても長期に渡ることとなります。 毎回、院長がレントゲンや写真を参考に成長発育の状態を観察し、もっとも最短で最良の結果がでる開始時期を観ていくこともキッズクラブの重要な目的の一つです。

最後に、私が考える矯正治療の目的はただ単にきれいに歯を並べることではなく、以下の4項目を 達成することと考えて日々研鑚しております。

  1. しっかり噛めること。
  2. 呼吸がしやすい環境をつくること。
  3. 生自分の歯で噛める構造をつくること。
  4. よりきれいな口元をつくること。
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